1980年代発展途上国では5歳未満の幼児が毎年1400万人も命を落としていた。死因の大半は下痢、肺炎、栄養不足などで、わずかな費用と知識があれば防ぐことができるものばかりであった。
ジェームズ・グラントは1980年にユニセフ(国連児童基金)の事務局長に就任し、費用のかからない方法で子供の健康を守ろうと努めた。
誠実な性格で1度決めた目標は決して諦めなかったグラントは多くの人の考え方を変え、行動させた。グラントのはじめた「子供の生存と発育革命」のお陰で世界の保健・衛生環境が著しく向上し、1981年から1990年にかけて、子供が予防接種を受ける率は全世界で20%から80%に上昇した。
彼が救ったとされる子供の数は少なくとも2500万人といわれている。

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